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麻布十番でモフィウス8によるニキビ跡治療を検討している方のなかには、「クレーターは本当に目立ちにくくなるのか」「赤い跡にも向いているのか」と迷っている方もいるでしょう。モフィウス8は、ニキビ跡のうち、主に凹みを伴う萎縮性瘢痕へ働きかける選択肢です。ただし、すべての跡を完全に消せる治療ではなく、赤み、茶色い色素沈着、盛り上がった跡、深く狭い凹みなどでは判断が変わります。
当院では、現在も炎症性ニキビがあるか、凹みの形や深さはどうか、色味の変化が中心かを確認したうえで治療をご提案しています。この記事では、モフィウス8がニキビ跡へ働きかける仕組み、検討しやすい跡と慎重に判断する跡、回数・費用・ダウンタイム、診察で確認するポイントを解説します。
モフィウス8は、マイクロニードルを皮膚へ刺入し、針先からRF(高周波)の熱エネルギーを届ける治療です。針による微細な刺激とRFの熱作用を利用して、真皮の創傷治癒反応やコラーゲンの再構築を促し、凹凸をなだらかにすることを目指します。そのため、頬などに広がるクレーター状のニキビ跡や、凹凸と毛穴の目立ちを一緒に相談したい場合に検討できます。
一方で、「ニキビ跡」という言葉には異なる状態が含まれます。平らな赤い跡や茶色い跡は、皮膚がへこんだ瘢痕とは異なり、血管の反応やメラニンが関係する色味の変化です。皮膚が盛り上がった跡やケロイドも、凹んだ跡とは治療の考え方が異なります。モフィウス8が適するかは、跡の呼び名ではなく、皮膚で何が起きているかを確認して判断することが大切です。
また、モフィウス8は凹みを削り取ったり、一度の施術で元の皮膚へ戻したりする治療ではありません。凹みの深さや形、範囲、炎症の有無、治療後の反応には個人差があります。目標は「完全に消すこと」ではなく、肌表面の段差や影を少しずつ目立ちにくくすることです。施術の仕組みや現在の料金は、モフィウス8の施術内容・料金・注意事項でもご案内しています。
ニキビが治った後に残る変化は、見た目が似ていても状態が異なります。まずは、凹み、色味、盛り上がりを分けて考えます。照明の向きで影が強くなる凹みと、どの角度から見ても色が残る平らな跡では、必要なアプローチが異なるためです。
| 見た目 | 主な状態 | モフィウス8の考え方 |
|---|---|---|
| 凹み・クレーター | 炎症によって真皮の組織が失われた萎縮性瘢痕 | 形や深さに応じて検討できる |
| 平らな赤い跡 | 炎症後の赤みが残っている状態 | 凹みがなければ色味に合う別の治療を検討することがある |
| 平らな茶色い跡 | 炎症後色素沈着 | 色素沈着への治療や紫外線対策を優先することがある |
| 盛り上がった跡 | 肥厚性瘢痕やケロイド | 適応が異なり、モフィウス8を行えない場合がある |
萎縮性瘢痕は、一般にアイスピック型、ボックスカー型、ローリング型などへ分けられます。アイスピック型は入口が狭く、奥へ深く伸びる点状の凹みです。ボックスカー型は縁が比較的はっきりした箱型の凹み、ローリング型は皮膚が皮下の組織に引き込まれ、波打つように見える凹みです。
実際には、同じ頬の中に複数の形が混在することも少なくありません。面として広がる浅い凹凸は、モフィウス8で肌全体の再構築を促す考え方と合いやすい一方、深く狭い凹みや、皮下で強く引き込まれた凹みは、単独治療では希望する変化に届きにくい場合があります。深い設定ほどよいわけではなく、皮膚の厚みや脂肪量も含めて調整が必要です。
ニキビが治った場所に平らな赤みが残ることがあります。これは炎症後の血管反応が関係する状態で、皮膚の組織が失われた凹みとは異なります。茶色い跡は、炎症をきっかけにメラニンが増えた炎症後色素沈着が中心です。
赤みや茶色い跡にも凹みが重なっている場合は、色味と凹凸を分けて治療計画を立てます。例えば、炎症や赤みが強い時期に刺激のある治療を急ぐと、肌状態によっては赤みや色素沈着が長引くことがあります。モフィウス8だけですべてを一度に解決しようとせず、いま最も気になる変化と、先に落ち着かせるべき状態を整理することが重要です。
盛り上がったニキビ跡は、組織が失われたのではなく、瘢痕組織が増えている状態です。凹んだニキビ跡とは治療の方向が異なります。当院では、ケロイド部分やケロイド体質の方にはモフィウス8を行えません。自己判断で刺激を加えず、盛り上がり、硬さ、かゆみや痛みの有無を診察でお伝えください。

モフィウス8は、24本の極細ニードルを皮膚へ垂直に刺入します。針によって微細な損傷が生じると、皮膚は傷を修復する反応を始めます。この過程で真皮の組織が再構築されるため、凹凸のある肌をなだらかにする治療へ応用されています。
ただし、ニキビ跡の硬い組織を針で物理的にすべて壊すわけではありません。凹みの形や皮下への引き込みが強い場合は、マイクロニードルによる刺激だけで十分に変化しないことがあります。
RFは、組織の中で熱を発生させる高周波エネルギーです。モフィウス8の針は先端部分からRFを放出する構造で、皮膚表面から照射する機器とは異なり、設定した深さへ熱を届けます。熱によって真皮に小さな凝固点をつくり、修復過程でコラーゲンの再構築を促します。
ニキビ跡治療では、単に強い出力を使用するのではなく、凹みの位置、皮膚の厚み、頬の脂肪量、色素沈着の起こりやすさなどを考慮します。当院では、目元、頬、あご下など、部位によって針の深さや出力を調整しています。
施術直後は、赤みや軽い腫れによって一時的に凹凸が目立ちにくく見えることがありますが、それだけで治療結果を判断することはできません。コラーゲンの再構築には時間がかかるため、肌の変化は数週間から数か月かけて確認します。施術前後を比較する際は、照明、表情、撮影角度が異なると凹凸の影が変わるため、同じ条件で経過を見ることも大切です。
モフィウス8は、次のような方に検討しやすい治療です。
一方、次のような場合は、施術を急がず慎重に判断します。
同じ「クレーター」でも、深さや境界の形、皮下への引き込み方は異なります。また、頬の脂肪が少なく、こけが目立つ方では、深さや出力を慎重に設定する必要があります。強く照射するほどよいというものではなく、凹凸を整えながら顔全体のバランスを損なわないことも大切です。
持病や内服薬がある方、過去にヒアルロン酸・ボトックス・脂肪注入などを受けた方、施術部位に金属や糸が入っている方は、予約時や診察時にお知らせください。
治療目標のすり合わせも欠かせません。浅い凹凸を少しなだらかにしたいのか、深いクレーターをできる限り目立ちにくくしたいのかで、必要な回数や検討する治療は変わります。大切な予定までの期間が短い場合は、ダウンタイムも踏まえて開始時期を調整します。
ニキビ跡を目立ちにくくするには、残っている跡だけでなく、新しい跡を増やさないことも重要です。赤く腫れたニキビや膿をもつニキビが繰り返している時期に凹凸治療だけを進めても、別の場所に新しい跡ができる可能性があります。ニキビをつぶす、かさぶたをはがす、強くこするなどの刺激も炎症を長引かせる原因になるため、治療中は肌を触りすぎないことが大切です。当院では、炎症性ニキビの程度によってモフィウス8を延期し、ニキビそのものの治療を優先することがあります。ニキビの内服治療も含め、現在の炎症に合う方法を検討します。
診察では、主に次の点を確認します。
写真や鏡だけでは、赤みと色素沈着、浅い凹みと毛穴の影が分かりにくいことがあります。さらに、同じ凹みでも頬の外側と口周りでは皮膚の厚みや動きが異なり、同じ設定が適するとは限りません。当院では、必要に応じて肌診断機ネオヴォワールも用いながら、肌の状態を確認します。見た目だけで施術名を決めず、モフィウス8以外の選択肢や、治療を始める時期も含めてご提案します。
美容医療が初めての方にも、施術内容だけでなく、施術後に避ける行動やスキンケアの注意点までお伝えしています。当院の診療方針と施術環境もあわせてご覧ください。
モフィウス8は針を刺し、皮膚の中へRFを届けるため、痛みや熱さを感じる治療です。当院では、麻酔クリーム、麻酔テープ、ブロック麻酔、笑気麻酔、静脈麻酔を用意し、照射部位や痛みへの不安に応じて相談します。麻酔を使用しても、押される感覚や刺激を感じる場合があります。
| 項目 | 当院での目安 |
|---|---|
| 治療時間 | 約60分。麻酔クリーム使用時は別に約45分 |
| 治療間隔 | 1〜2か月に1回程度 |
| 回数 | 症状に応じて3回程度を提案する場合がある |
| 全顔+あご下の費用 | 初回85,000円、1回99,000円、2回コース180,000円 |
| 主な経過 | 赤み・ヒリヒリ感は数日、ざらつき・乾燥・かゆみは1週間ほど残る場合がある |
| 主なリスク | 色素沈着、毛嚢炎、やけど |
必要回数は、凹みの深さや範囲、目標、治療後の反応によって異なります。1回で変化を感じる方がいても、すべての方が1回で満足できるわけではありません。赤みや乾燥が落ち着く前に短い間隔で繰り返すのではなく、肌の回復と変化を確認しながら次回を決めます。施術前後を同じ条件で比較し、追加施術の必要性を判断します。費用は掲載時点の料金です。
施術後の洗顔と保湿は12時間後、メイクは24時間後、シャワーは当日、入浴は翌日から可能です。施術当日から数日は、赤みが落ち着いて見えても皮膚が敏感な状態です。見た目だけで回復したと判断せず、指示された再開時期を守ってください。皮膚が敏感な時期は、こする洗顔、スクラブ、ピーリング成分、刺激の強い化粧品を避け、保湿と紫外線対策を行ってください。エステ、サウナ、激しい運動、飲酒など、血行がよくなる行動は1週間程度控えます。経過を詳しく知りたい方は、下記も参考にしてください。
RFマイクロニードリングでは、熱傷、瘢痕、脂肪減少、外観の変化、神経障害などの重い合併症も報告されています。これらの発生頻度や、特定の機器との因果関係が明確でないものもありますが、施術部位、深さ、出力を適切に判断し、施術後の異常へ早めに対応することが重要です。強い痛み、水ぶくれ、皮膚の色の明らかな変化、感覚の異常などが続く場合は、自己判断で様子を見ずにご連絡ください。
赤みだけが平らに残っている場合は、凹みを主な対象とする治療とは選び方が異なります。凹凸と赤みが重なっている場合は、それぞれの程度を確認し、治療の順番や組み合わせを検討します。
深く狭い凹みや、皮下へ強く引き込まれた凹みは、モフィウス8単独では目標に届きにくいことがあります。凹みの種類を確認し、単独で進めるか、別の方法を検討するかを診察で判断します。
1回の施術後に肌の変化を感じる方もいますが、ニキビ跡の深さや範囲によって必要回数は異なります。当院では、症状に応じて1〜2か月ごとに3回程度を提案する場合がありますが、一律の回数ではありません。
炎症性ニキビの程度や範囲によって判断は変わり、状態によっては施術を受けられないことがあります。新しい跡を増やさないためにも、炎症を落ち着かせる治療を先に行うか、並行して進めるかを相談します。
モフィウス8とポテンツァはどちらもマイクロニードルRFですが、使用するチップ、RFの届け方、薬剤導入の有無などが異なります。ダーマペンは針による刺激を利用しますが、RFは使用しません。一律に優劣を決めるのではなく、凹凸の状態、同時に改善したい悩み、希望するダウンタイムに合わせて選びます。詳しい比較は、下記をご覧ください。
モフィウス8は、ニキビ跡のなかでも、主に凹みを伴う萎縮性瘢痕を目立ちにくくするために検討できる治療です。マイクロニードルによる刺激とRFの熱作用を利用し、真皮の再構築を促して肌表面の段差をなだらかにすることを目指します。
ただし、赤み、茶色い色素沈着、盛り上がった跡、深く狭い凹み、皮下へ強く引き込まれた凹みでは、治療の選び方が変わります。炎症性ニキビが続いている場合は、新しい跡を増やさないために、ニキビ治療を優先することもあります。
当院では、凹みの形や深さ、現在の炎症、肌の厚み、脂肪量、日焼けや色素沈着のリスクを確認したうえで、施術の可否や深さ、出力をご提案します。麻布十番でモフィウス8によるニキビ跡治療を検討している方は、まず現在の跡の種類をご相談ください。
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監修医師
PureMe Skin Clinic 院長 福田 麻衣
経歴
所属学会・資格等
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