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モフィウス8とハイフの違いが分からず、「たるみにはどちらを選べばいいの?」と迷う方は少なくありません。美容皮膚科でたるみ治療を検討する場合、まず知っておきたいのは、どちらも熱エネルギーを利用する治療ですが、エネルギーの種類と届け方、主に狙う層、肌質へのアプローチに違いがあることです。
モフィウス8はマイクロニードルを皮膚へ刺入し、RF(高周波)を真皮から皮下組織へ届けます。たるみの引き締めに加えて、毛穴やニキビ跡、肌の凹凸、小じわなども一緒に気になる場合に検討しやすい治療です。一方、ハイフ(HIFU)は高強度焦点式超音波を皮膚の決められた深さへ集中させ、真皮・皮下組織・SMAS層などへ熱を加えます。
そのため、「モフィウス8とハイフのどちらが優れているか」ではなく、たるみがどこから生じているか、皮膚のゆるみだけでなく肌質の悩みもあるか、脂肪量や顔全体のボリュームをどう考えるかによって選択が変わります。この記事では、モフィウス8とハイフの違いを仕組みから比較し、向いている悩み、痛み・ダウンタイム、回数・費用、診察で確認するポイントまで解説します。

モフィウス8とハイフの大きな違いは、熱を発生させる方法と、その熱を皮膚の内側へ届ける方法です。
モフィウス8は、マイクロニードルを皮膚へ刺入して、その針先からRF(高周波)を届けます。針の深さを調整しながら真皮から皮下組織へ熱を加えられるため、たるみの引き締めだけでなく、毛穴、ニキビ跡の凹凸、小じわ、肌のハリなども一緒に考えたい場合に検討しやすい治療です。
一方、ハイフは針を使わず、皮膚表面から高強度焦点式超音波を照射します。当院で使用するウルトラフォーマーMPTでは、1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mmと焦点の深さを使い分け、真皮・皮下組織・SMAS層などへ熱を届けます。主に、フェイスラインや頬などのたるみを深い層から引き締めたい場合に検討されます。
違いを整理すると、モフィウス8は「針を使ってRFを届ける治療」、ハイフは「超音波を設定した深さへ集中させる治療」です。モフィウス8には針を使うという特徴があり、ハイフには皮膚表面を傷つけずに異なる深さへ超音波を届けるという特徴があります。
ここで注意したいのは、「モフィウス8は浅い治療、ハイフは深い治療」と単純に分けないことです。モフィウス8も真皮から皮下組織まで深さを調整でき、ハイフも浅い層からSMAS層まで複数の深さを使い分けます。どちらを選ぶかは、単純な深さではなく、たるみの原因、肌質の悩み、脂肪量、残したいボリュームなどを含めて考える必要があります。
たるみ治療を選ぶときは、施術名から決めるより、「フェイスラインのもたつきが主な悩みなのか」「皮膚のゆるみと毛穴・ニキビ跡も気になるのか」「頬のボリュームは残したいのか」といった希望と状態を整理することが大切です。
モフィウス8は、24本のマイクロニードルを皮膚へ刺入し、設定した深さへRF(高周波)の熱エネルギーを届ける治療です。針の深さや出力を調整できるため、目元・頬・あご下など、部位ごとの皮膚の厚みや悩みに合わせて治療を設計します。
RFは電気的なエネルギーを利用して組織内に熱を発生させます。モフィウス8では、皮膚表面から熱を当てるだけではなく、針を目的の深さまで入れてからRFを届けます。皮膚の内側へ熱刺激を加えることで、皮膚の引き締めやハリの改善を目的として使用します。
たるみ治療では、脂肪を減らすことだけが目的ではありません。顔には、フェイスラインのもたつきにつながる脂肪がある一方で、頬など輪郭を保つために残したいボリュームもあります。頬のボリュームが少ない方や、もともと顔が細い方では、どの部位へどの程度の深さ・出力で治療するかを慎重に考える必要があります。
モフィウス8をハイフと比較するときのポイントの一つが、肌質のお悩みも治療対象として考えやすいことです。
マイクロニードルによる刺激とRFによる熱を真皮へ加えるため、皮膚の引き締めだけでなく、毛穴、ニキビ跡の凹凸、小じわ、肌のハリといった悩みにも用いられます。「フェイスラインも気になるけれど、頬の毛穴やニキビ跡も一緒に治療したい」という場合には、モフィウス8が選択肢になります。
ただし、毛穴が目立つ原因やニキビ跡の種類は一つではありません。皮脂による毛穴の目立ち、皮膚のたるみによって目立つ毛穴、クレーター状のニキビ跡などでは、必要な治療が異なります。たるみと肌質の両方が気になるからといって、すべての方にモフィウス8が適するわけではありません。
また、炎症が強い状態や施術部位に感染・皮膚病変がある場合などは、施術を見合わせることがあります。当院では、現在の肌状態や悩みの深さを確認したうえで、施術の可否や出力設定をご提案しています。
HIFU(ウルトラフォーマーMPT)は、高強度焦点式超音波を皮膚の内側へ集中的に届ける治療です。皮膚表面から超音波を照射し、設定した深さへエネルギーを集めて熱を発生させます。
ハイフはマイクロニードルを皮膚へ刺す必要がありません。当院のウルトラフォーマーMPTでは、顔や部位に合わせてカートリッジを使い分け、真皮、皮下組織、SMAS層など異なる深さへアプローチします。
たるみは皮膚だけの変化で生じるわけではありません。皮膚の弾力低下、皮下脂肪の量や位置、深い組織のゆるみなどが重なることで、頬の位置やフェイスラインが変わって見えることがあります。ハイフは、こうしたたるみに対して深い層を含めた引き締めを考えるときの選択肢です。
当院のウルトラフォーマーMPTでは、1.5mm、2.0mm、3.0mm、4.5mmの焦点深度を使い分けます。4.5mmだけへ照射する治療ではなく、部位や目的に応じて浅い層と深い層を組み合わせます。
そのため、「ハイフはSMAS層だけを狙う治療」と考えるのも正確ではありません。真皮、皮下組織、SMAS層など、使用するカートリッジによって熱を届ける深さが変わります。
一方で、毛穴やニキビ跡の凹凸を主な目的としてハイフを行うわけではありません。たるみに加えて肌表面の凹凸まで気になっている場合は、モフィウス8など別の治療の方が悩みに合うことがあります。反対に、肌質よりもフェイスラインや頬のたるみを優先して考えたい場合には、ハイフを検討しやすくなります。
モフィウス8とハイフの選び方で大切なのは、「何歳だからこちら」「たるみがあるから必ずハイフ」と一律に決めないことです。同じ年代でも、皮膚の厚み、脂肪量、骨格、体重変化、これまで受けた美容医療などによって、見た目のたるみ方は異なります。
「頬や口まわりの皮膚がゆるんできた」「フェイスラインを引き締めたい」という悩みに加えて、毛穴やニキビ跡、小じわ、肌の凹凸も気になる場合は、モフィウス8を検討しやすいケースです。
モフィウス8は、針の深さを調整しながら真皮から皮下組織へRFを届けるため、皮膚の引き締めと肌質の悩みを一緒に考えることができます。
ただし、ニキビ跡の種類や肌の炎症状態によっては、先に別の治療が必要になる場合があります。現在の肌状態に対してモフィウス8を行うことが適切かどうかは、診察で判断します。
毛穴やニキビ跡よりも、頬の位置、あご下、フェイスラインのもたつきなどが主な悩みで、深い層を含めた引き締めを考えたい場合はハイフが選択肢になります。
ハイフはカートリッジによって照射深度を変えられるため、顔全体へ一律に同じ深さで照射するのではなく、部位に応じて治療を組み立てます。顔の脂肪が多い方と少ない方では、同じ照射方法が適するとは限りません。
また、「小顔にしたい」という希望でも、その見え方に影響しているものが脂肪なのか、皮膚のゆるみなのか、筋肉や骨格なのかで治療の考え方は変わります。希望する見た目だけで施術を決めるのではなく、何が輪郭へ影響しているかを確認することが重要です。
たるみ治療では、「引き締めれば引き締めるほどよい」とは限りません。特に頬のボリュームが少ない方では、脂肪への熱作用を強く求めすぎると、希望していた輪郭と違って見える可能性があります。
反対に、皮膚のゆるみが主体なのに脂肪だけへアプローチしても、希望する変化につながりにくいことがあります。深い層のゆるみが目立つ方、皮膚のハリ低下が目立つ方、毛穴やニキビ跡などの肌質も気になる方では、治療の優先順位が異なります。
そのため、「モフィウス8とハイフのどちらが強いか」ではなく、「今の顔で、どの悩みを優先し、どの部分のボリュームは残したいか」を考えることが選択のポイントです。
必要に応じて異なる層へ働きかける治療を組み合わせる考え方もありますが、すべての方に複数の治療が必要なわけではありません。組み合わせる治療や施術間隔は、肌状態や治療歴を確認して決めます。

モフィウス8とハイフを選ぶときは、治療の仕組みだけでなく、痛みやダウンタイム、通院頻度、費用も確認しておきましょう。
モフィウス8は針を使用し、RFの熱も加えるため、施術中は針の刺激や熱による痛みを感じることがあります。当院では麻酔を使用しながら施術を行います。
施術後は赤みやヒリヒリ感が数日程度、ざらつき・乾燥・かゆみなどが約1週間残る場合があります。洗顔・保湿は12時間後、メイクは24時間後から可能です。
治療頻度は、1〜2か月に1回程度が目安です。現在の当院料金では、全顔+あご下は初回85,000円、1回99,000円です。
主なリスクとして、色素沈着、毛嚢炎、やけどなどがあります。症状の出方には個人差があり、肌状態によっては施術を受けられない場合があります。
ハイフは針を使いませんが、痛みがない治療ではありません。照射中に鈍痛を感じたり、骨に近い部分では響くような感覚が出たりする場合があります。
施術後は洗顔・メイクが直後から可能です。ただし、赤みや熱感が数時間から数日、腫れ・むくみや鈍痛が数日から1週間程度続く場合があります。
治療頻度は、3〜6か月に1回程度が目安です。現在の当院料金では、200ショット33,000円から800ショット89,000円まで、照射数に応じた設定があります。
主なリスクは、やけど、色素沈着、神経損傷などです。下記コラムでは、HIFUの基本的な考え方も紹介しています。
モフィウス8とハイフでは、料金設定の方法や治療範囲が異なります。モフィウス8の全顔+あご下と、ハイフ200ショットでは、治療方法も照射範囲も同じではありません。
そのため、「安い方を選べば同じような治療ができる」という比較はできません。費用を確認するときは、希望する部位に必要な治療範囲、回数、痛みやダウンタイムまで含めて考えることが大切です。
麻布十番の当院では、「たるみがあるからハイフ」「毛穴もあるからモフィウス8」と施術名だけで決めるのではなく、現在の状態と希望する変化を確認して治療をご提案しています。当院の診療方針・クリニックについてページも、初めて美容医療を受ける方が治療を選ぶ際の参考にしていただけます。
診察では、たるみやもたつきが目立つ場所だけでなく、皮膚のゆるみ、脂肪量、肌質、頬などボリュームを残したい部位も確認します。毛穴・ニキビ跡・小じわなどを一緒に治療したいか、痛みやダウンタイムをどの程度まで許容できるかも治療選択に関わります。
さらに、過去に受けた美容医療や注入治療、持病、内服薬なども確認します。必要に応じて肌診断機も用いながら状態を見て、施術の可否や治療方法を考えます。
見た目には同じ「フェイスラインのもたつき」でも、脂肪が主な原因なのか、皮膚のゆるみが目立つのか、複数の要素が重なっているのかで選択は変わります。治療を受けること自体を目的にせず、期待している変化と施術で狙える変化が合っているかを確認することが大切です。
一つの施術ですべての悩みに対応できるわけではなく、治療後の経過にも個人差があります。当院では、施術後の過ごし方や次回治療の時期まで含めてご説明し、無理のない治療計画を考えていきます。
どちらもたるみ治療に使用しますが、適する状態は同じではありません。皮膚の引き締めと毛穴・ニキビ跡などの肌質も一緒に考えたい場合はモフィウス8、深い層を含めたフェイスラインやたるみへのアプローチを優先したい場合はハイフを検討しやすくなります。
ただし、脂肪量や皮膚の厚み、ボリュームを残したい部位によって判断は変わります。どちらかを決める前に、たるみの原因を診察で確認することが大切です。
毛穴やニキビ跡の凹凸も同時に治療したい場合は、マイクロニードルとRFを組み合わせるモフィウス8が選択肢になります。真皮へ針と熱を届けるため、肌質の悩みまで含めて治療を考えやすいためです。
ただし、ニキビ跡には複数のタイプがあり、炎症性ニキビがある場合などは先に別の治療が必要になることがあります。肌状態を確認したうえで適応を判断します。
皮膚表面の変化については、針を使用するモフィウス8では赤み、ヒリヒリ感、ざらつき、乾燥、かゆみなどを予定に入れておく必要があります。
ハイフは洗顔・メイクを直後から行えますが、赤みや熱感、腫れ・むくみ、鈍痛が出る可能性があります。症状の強さや期間には個人差があるため、大切な予定がある場合は余裕をもって施術日を決めることをおすすめします。
料金だけで決めることはおすすめしません。モフィウス8は治療部位ごとの料金、ハイフはショット数による料金設定となっており、同じ金額でも治療範囲や狙う層、目的が異なります。
まず「何を変えたいか」を整理し、その目的に合う治療の中で必要な範囲・回数・費用を確認すると判断しやすくなります。痛み、ダウンタイム、リスク、通院頻度まで含めて比較してください。
モフィウス8とハイフの違いは、単に「浅い・深い」ではありません。モフィウス8はマイクロニードルからRFを真皮〜皮下組織へ届け、たるみの引き締めとともに毛穴・ニキビ跡・小じわなどの肌質も考えやすい治療です。ハイフは高強度焦点式超音波を設定した深さへ集中させ、真皮・皮下組織・SMAS層などを含めてたるみやフェイスラインへアプローチします。
どちらが適するかは、皮膚のゆるみ、脂肪量、肌質、残したい顔のボリューム、希望する変化によって異なります。見た目だけで原因を一つに決めることは難しいため、診察ではたるみが生じている層や肌状態、これまでの治療歴などを確認することが大切です。
麻布十番でモフィウス8とハイフのどちらにするか迷っている方は、まず現在の状態を整理するところからご相談ください。施術内容やリスク、ダウンタイムも含めて確認し、納得したうえで治療方法を選んでいきましょう。
監修医師
PureMe Skin Clinic 院長 福田 麻衣
経歴
所属学会・資格等
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